地震・台風などの災害で電気がとまり「停電」してしまった場合、、、
部屋の照明は もちろん真っ暗。
冷蔵庫、テレビ、コタツ、固定電話、スマホ充電、パソコン(インターネット)、洗濯機など すぐ使えなくなります。
部屋の温度を快適にする 夏ならエアコン・クーラーや扇風機。
また 冬なら ガスファンヒーターやシーズヒーター、電気ストーブなど 空調設備も利用不可能となります。
(床暖房も使えません)
ライフラインが途絶える緊急事態は 誰でも避けたいところ。
しかし、万が一「冬の季節に停電」し、なかなか復旧しないとき。。。
どんな【防寒対策】【暖める方法】があるのか?調べてみました。
目次 Contents
冬に停電!まずは家にあるもので【防寒対策】
真冬に停電した場合、一番 困る、ツライことは “ 寒さ ” でしょう。
現代 私たちは、ほぼ当たり前に 空調設備が整った環境にいます。
「停電」となった場合、まず 部屋の暖房器具類が止まります (+_+)
エアコンだけでなく、電気エネルギーで暖かくなるオイルヒーター
石油ファンヒーターなどを使用する家庭もアウトで、たちまち屋内も冷えてくるでしょう。
昼間の時間帯ならまだしも、夕方~夜間に「停電」となった場合・・・
部屋の中は暗くなり、気温は下がっていくし。。。
また寒ければ 体温もさがり 風邪/インフルエンザの病気にもかかりやすくなるため、小さな子供さんや高齢者には注意が必要です。
しかし 電気不要な暖房器具『石油ストーブ』を利用している家庭では停電時に役立ちます。
『石油ストーブ』は、灯油を入れて使う暖房器具で電源が要りません。
また かなり暖かい★
(とはいえ、普段の利用では 火災・火事にも注意する必要があり、灯油を購入する手間もあります。。。)
さて『石油ストーブ』がないお宅の場合、家庭にあるもので防寒対策の必要があります。
まずはとにかく 部屋の家具・クローゼットにある・・・ダウンコートやジャンパー(作業防寒ジャンパーでも良い)など、外出時に着用する衣服や小物を身につけることです。
●家にある衣服等を重ね着する
・ダウンジャケットやダウンコート
・モッズコートやチェスターコート
・ダッフルコートやウインドブレーカー
・毛布(ブランケット)をかぶる
・ブルゾンや学生服ベスト
・カーディガン
・手袋やマフラー(タオルを巻いてもすこし温かい)
・ネックウォーマー
・マスク
・ニット帽子
・モコモコ靴下
・ルームシューズ
・靴下を二重にはく
・使い捨てカイロ(貼るカイロや貼れないカイロ)
停電で寒いなら 決まりごとはない!とにかく暖かく保温する
人生において 「数分の停電」なら、時々 経験することもあるでしょう。
しかし、数日も続く「停電」は、なかなか体験しないもの。
そんな「何日間もの停電」に遭うと、電気のある生活が どれほど有り難いかと身にしみます。
停電による、暖房家電類が使用不可能となった場合 “ モコモコ靴下は 毛玉ついてて恥ずかしい ” などと言っている場合ではありません。
また “ これは作業用ジャンパーだから、普段には着ない ” そのような決まりはありません。
体を温めるのに、とりあえず 作業ジャンパーしか無いのなら それを着用しましょう!
上記 話の続きですが 部屋の中だから、、、
という理由で “ ニット帽子なんてかぶらない ” “ 手袋なんてしない ” というのも関係ありません。
普段と異なり 冷え込みが強くなった住居内では、帽子やマフラーや手袋をはめるのも 保温としてお勧めです (^-^)
平穏な日常では 家の中で手袋やマフラーはしないです。
しかし、格好が見た目的に 多少おかしくても、やはり非常事態でも 体(健康)が第一。
体を冷やさないよう 着れるもの、羽織れるものは着用しましょう。
もしものときに備え、普段から[暖かいルームシューズ]をもっていると、緊急時にも重宝します。
ところで停電のとき、家庭にカセットコンロがあれば すこしでも暖がとれますし、温かい物が食べれますので便利です。
災害時の備蓄にはカセットコンロとカセットガス☆
IHクッキングヒーターで調理する家庭では「停電」になれば使用不可となります。
(電子レンジも・・・使えません)
そんなとき 家に『カセットコンロとカセットガス』が備蓄されていると安心です。
『カセットコンロとガス』があれば、鍋にお湯を沸かすことができます。
(カセットコンロ用ガスボンベは1本で約60分使用できる!)
お風呂に入れるほどの湯をわかすのは 困難ですが、熱い飲み物や食料を食べられます。
●災害時『カセットコンロ』があればできること
・冷蔵庫の食材を炒めたり、ボイルできる
・家に備蓄する「インスタントコーヒー」「ココア」など作れる。
・粉状のコーンスープ、インスタント味噌汁など飲める
・カップ麺が作れる
・スープ類が無くても、水をわかして「白湯(さゆ)」も飲める
・温かい湯で 洗顔ができる
・「湯たんぽ」が役立つ(ペットボトルにお湯を入れても即席湯たんぽになる)
・水とナベがあれば「ご飯」が炊ける
『カセットコンロとガス』があれば、真冬のさむいなかでも 温かい食料を口にでき 心はホッとします (^-^)
(温かいものを食べると、元気になりますし、力もわいてきますよね!)
『カセットコンロ』は、3000円ほどで 価格的に高価すぎることもないので、普段の何もないうちに 備蓄しておくのをおすすめします。
『カセットコンロとガスボンベ』は、ネットでも買えますが スーパーやコメリなどのホームセンターにも販売していますので、共に備蓄しておきましょう。
(カセットガスボンベ:製造から約7年以内を目安に使い切ってね)
平時のうちに備蓄しておくと良いものはカイロ
大地震や台風などの自然災害による「停電」は、起こってほしくないと 誰もが思います。
そして、人間というものは 特に「大地震」のばあい、明日は起こらないだろう。
明後日も起こらないだろう。。。という 妙な安心感をもっています。
しかし、実際「大地震」はいつ来るのかわかりません。
起きてから災害対策を行なうのではなく、やはり平時のうちに「備え」はしておくべきです。
「停電」が起きてから対処するのでなく、起きる前から用意しておける【防寒対策】に便利なグッズを紹介します。
●停電時【防寒対策】になる 普段からの準備
・部屋のカーテンを[厚手・遮熱の生地]をつけておく。
・部屋のカーペット下やマット下にアルミシートを敷く。
・ニトリ・冬の人気商品「Nウォーム」製品を使用する
・普通のネックォーマーよりダウンネックォーマー
・ウォーマースカートもあると便利です
・ヒートテックのタイツ、スパッツ、インナーを着ておく(発熱系の下着)
・カイロを常時 ストックしておく
この[ダウンネックウォーマー]は、本体中材:ダウン50%・その他の羽毛50%を使用。
(その他の羽毛にはダウンファイバーなどを使用)
普通のネックォーマーよりも暖かいというわけです。
また、倉庫などに[カイロ]を常備しておくのもオススメです (^-^)
冷える腰や背中などに貼る[カイロ]ですが、じつは 首元や脇下、脚の付け根あたりに貼るのも 体温が上がるそう☆
(太いリンパが流れている箇所なので)
さて「石油ストーブ」のほかにも 電気エネルギー不要の暖房器具がありました。
停電時にオススメ!電気不要「カセットボンベ式ヒーター」
先ほど紹介した『石油ストーブ』のほかに「停電」しても安心な電気不要の暖房器具があります。
それが[カセットボンベ式ストーブ(ヒーター)]。
カセットコンロで使う『ガスボンベ』を使用するヒーターです。
暖房器具にもなるし、コンロとして調理も可能。
(加熱部の角度を変えられる)
また、ガスカートリッジ式で火が出ないので安全☆
幅も30センチほどの大きさ、2キロの重さで コンパクト。
「停電」でエアコンなど暖房が動かずとも『カセットガス』さえ有れば[カセットボンベ式ヒーター]は使用できるので、災害時は役立つと思います。
部屋全体を暖めることはできないが、無いのと有るのとでは・・・有れば そりゃウレシイ。
さて、最後に 暖房はすべて「電気で動く家電」で、上記の「備蓄」ほとんどない。。。
そんな場合、寒さから体を守る、防寒対策に活躍できる 日用品(グッズ)も紹介したいと思います。
地震など災害時に大きなゴミ袋が「防寒着」になる
大きな45lゴミ袋とハサミがあれば 寒さをしのぐ「即席の防寒着」になります。
作り方は カンタン。
1.ゴミ袋の底部分を 頭が通るサイズにハサミで切ります。
2.左右の両腕が袋から出るため ゴミ袋のサイド(横側)を切って、頭からかぶれば出来上がりです。
見た目は悪いですが Tシャツみたいに着やすく、ビニール袋なので 風もとおさず暖か。
また「新聞紙」と「ビニール袋」をコラボさせれば「防寒グッズ」ができあがります。
以下は 警視庁警備部災害対策課のTwitterから引用。
新聞紙の保温効果はよく知られています。これから寒い季節を迎えますので、新聞紙とポリ袋で簡易ひざ掛けを作ってみました。くしゃくしゃに丸めた新聞紙をポリ袋に入れただけの簡単な物ですが、その中に足を入れると保温効果があり、とても暖かく、避難所での防寒対策としてとても有効です。 pic.twitter.com/R62bggY6Jh
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2017年10月4日
大きめのビニール袋(ゴミ袋)に、クシャクシャと丸めた新聞紙を入れていきます。
(きつく丸めず、軽く丸めます)
そのビニール袋のなかに 足をいれたら暖かいそう☆
コツとしては、袋の口は できるだけ閉じがちにします。
というのは、中の熱気が逃げていかないようにするため。
ほかにも・・・不要なダンボール箱があれば、解体し 床とカーペットの間にはさんで敷くと暖かいです。
ナゼ ダンボールは暖かいのか?という理由は「断熱効果」があるから。
ダンボールを ハサミで切ると 3重構造になっているのがわかります。
空気の層が 熱を遮断して逃さないため 暖かいのです。
今回は 冬の時期「停電」になってしまった場合の【防寒・寒さ対策】を紹介ましたが、意外と身近な新聞などでも【防寒・寒さ対策】が可能で便利とわかりました☆
とはいえ やはり災害により 電気やガス、水道などライフラインが途絶える前に「防災・防寒対策」を できるだけしておきましょう。
以上「停電で「エアコンやヒーター」が使えないときの【寒さ・防寒対策】方法」 のお話を紹介しました。
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