大阪・泉南市(せんなんし)の「熊野街道・信達宿(しんだちじゅく)のふじまつり」観光。
大阪南部で有名な藤棚といえば【熊野街道信達宿の藤(くまのかいどうしんだちしゅくのふじ)】。
毎年 恒例 4月中旬(下旬)より一般公開しますが、藤棚周辺の様子 また藤棚の様子を紹介した記事です。
2020年(令和2年)は新型コロナウイルス感染症拡大が収まらないため、感染拡大防止で「ふじまつり」及び「藤棚の一般公開」は中止と決定しました。
(参考引用元:熊野街道信達宿藤保存会より)
新型コロナウイルスの影響で、非常に残念ですが 一般公開とふじまつりイベントは無しです。
しかし 熊野街道を散歩などで、すこし道路から眺めるていどでしたら 大丈夫のようです。
(※ 梶本家の藤棚のある敷地内へは 出入り禁止です)
目次
熊野街道を徒歩で「泉南・藤まつり」
長慶寺からの臨時駐車場からは、少し歩きますが目印看板の「ふじまつり」が あちこちに立ってる。
なので、道に迷うことはないと思います(^ε^)♪
(藤まつりは 地元でも有名。道行く人に聞いても 教えてくれそう😁)
「信達牧野」交差点を左折すれば・・・
ジャーン!
こちら「紀州街道(熊野街道)」。
写真撮影しても、絵になりますよ。
●熊野(くまの)街道(紀州街道)とは
大阪市内から南下し、阪南市山中渓、雄ノ山峠を越え、和歌山へ抜ける道。
近世期以降に 紀州藩の参勤交代で整備され「紀州(きしゅう)街道」と呼ばれていた。
この道は、古代に難波、奈良の都と紀伊国などを結ぶ「南海道」として成立。
平安時代から、熊野詣(くまのもうで)が盛んになると、 天皇・公家たちの 参拝所兼休憩所の王子が、山中渓(やまなかだに)にも2ヶ所設置。
それが「熊野かいどう」 と呼ばれていた時期もあった。
時代や用途に応じて、街道名を いろいろに変えている道。
さて、臨時駐車場から歩いて10分ほど★
目的地の「梶本家の野田藤(のだふじ)」が 見えてきました。
泉南の藤 1本のふじからなる「4万房の豪華な藤棚」は必見
周辺も混雑しているので、ここが「藤まつり会場」だと分かります。
よ~し「信達宿(しんだちじゅく)の藤棚」に着いた~ o(^▽^)o
わ~~。
近づくと「フジの甘い香り」が。
大きなハチも、ブンブン~と飛んでます🐝
日常の生活では「人工の香り・匂い」が多いですよね。
しかし この「フジ花の香り」は、まさに天然自然のかおり。
何だか 優しい気分になりますわ~(*^.^*)
「梶本家・野田ふじ」の入り口には、4万房の藤棚を作る幹(御神木)がありました。
この、たった1本の藤の木が、見上げると大きく広がる「梶本家・野田藤の4万房」を作ってます ヽ(*’0’*)ツ
泉南・信達宿 野田藤(梶本昌弘さん(故人))の歴史
信達宿 野田藤は樹齢37年で、幅が30メートル、奥行きは27メートル。
梶本昌弘さん(故人)が 丹精込めて育てた野田藤。
1987年より、庭で藤を育てる。
梶本さんは 多くの人に観て楽しんでもらおうと、開花時期に藤を公開。
1本のフジから多くの枝がのび、約4万房の藤花をつけるまで見事に成長。
現在 野田藤は、地元の有志やボランティア「藤保存会」の皆さんが守っている。
(剪定や肥料やりなど、手入れを続けてます)
“ このふじを訪ねる人にやすらぎを 去りゆく人に幸せを ”
と「平成の花咲か爺さん(梶本さん)」も仰ってました。
梶本さんの野田藤・・・いやはや圧巻です~(☆。☆)
(記念に、藤の木を触っておいた 笑)
大阪・泉南の藤棚には たくさんの人々で にぎわってます。
皆さん甘い香りと 優しいふじの紫色に見とれ、ふんわりした笑顔 (*^ー^)
泉南の野田藤は上から見渡せる 風情な「藤の雲海」
地上(下)から眺める「藤の花」も素敵です。
しかし「せんなん 信達宿(しんだちじゅく)の藤」は、上からフジを観ることが可能。
え??
どういうこと??
実は 上から見渡せる「特設ステージ」が設置されています。
階段を上がって「藤の花」を 見下ろすことができます。
特設ステージ上から観た「野田藤」。
( ※ 画像を クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )
何とも、紫色(purple)な藤が、一面カーペットのように敷き詰められています。
この日は快晴で、見晴らしも良かった。
フジ花と香りに癒やされ、毎日の暮らしの慌ただしさも消え 別空間に来た感覚。
藤棚の側(そば)では、小さなお店も出ていました。
泉南の藤 小さな屋台も出店
泉南の藤の会場には マドレーヌとコーヒーが買えたり、ぜんざいも売っていました。
また「ふじの花のモチーフの飾り」もありました😊
手紙を書くのが好きな方は「信達宿の野田藤 5枚入りポストカード」は どうですか★
( ※ 画像を クリックすれば拡大。 closeを押せば戻ります )
フジがとても綺麗で、藤の絵はがきを送られた相手は 喜んでくれそう ┌(°∀°)b
ところで 藤棚を 少し離れた、梶本家のお庭のような場所。
こちらにも、可愛らしい「ふじの花」が あり 住宅の縁側で座って藤を鑑賞できます。
さらに 野点傘(のだてがさ)もあり、風情あります。
(お友達やご夫婦で、藤を見ながらおしゃべりも楽しめそう)
写真撮影をする所が、盛りだくさん☆
観光客の皆さんも、藤棚をスマホやカメラで たくさん撮ってました。
さて 泉南の藤棚を出た道路沿いに(梶本家の近所)では「夢あかり」という行灯(あんどん)販売のお店もある。
「夢あかり」お店の外観も可愛らしい。
宜しければ、泉南市・信達宿の野田藤(梶本家の藤まつり)を観にいってみてくださいね~(^-^)ノ
2020年泉南の藤 一般公開日は まだ未定ですが、一般公開日前では どんな様子か?
2018年4月16日・藤の様子
一般公開まえですが、通り道までやってきました。
観光客のかたも、チラホラおられて「藤棚」を鑑賞してました☆
毎年 テレビ局も取材に来ることが多いです。
(2019年4月19日夕方には 関西テレビ、21日は NHKウィークエンド関西で放送しました)
大阪・泉南 信達宿の藤まつり「日程や時間情報」
毎年4月中旬~下旬に「泉南・ふじまつり」を開催。
●会場の住所 大阪府泉南市信達牧野1338(梶本家)
●藤まつり開催期間 2019年4月15(月)から4月22日(月)でしたが2020年は中止
●開催時間 午前10時から17時ころ
(ライトアップゾーンは20時まで)
●電車のアクセス JR阪和線「和泉砂川駅」下車 西出口・海側へ徒歩8分
●車のアクセス 阪和自動車道(大阪方面)泉南インターチェンジを降りる。
(和歌山方面)阪南インターチェンジから車で10分
●問い合わせ先 090-4281-8741(3月~5月のみ通話できます)
●梶本家1本の藤・・・幅30m、奥行き27mまでに広がる藤棚。
●野田藤(のだふじ)とは・・大阪市・福島区が発祥の地。(福島区の春日神社)
江戸時代「吉野の桜」「高雄の紅葉」と共に三大名所と言われた。
●信達宿の野田藤(梶本家の藤)・・・2009年「大阪ミュージアム(ベストセレクション)」に選ばれてます!
●芳志金100円を入れ箱が2箇所あり。藤保存のため、ご協力頂くと有難いです。
●藤まつり期間中の休日は、特別に紀州家ゆかり信達宿(しんだちじゅく)本陣跡「角谷家(つのやけ)」も公開。
●夜はライトアップあり。
街道沿いにも「熊野街道花あかり」としてランタンが設置。
●臨時駐車場は1箇所のみ・・・長慶寺駐車場に停めてください。
※2020年(令和2年)の大阪府泉南の藤棚(ふじまつり)一般公開は中止と決まりました。。。
藤祭りは中止でも「一般公開」はあるのでは?と期待したのですが、藤棚のある敷地へは入ることはできません。
通りの 道路沿いからなら 鑑賞はできそうですので、お近くに住むかたなら 散歩(ウォーキング)がてらに観ることはできそうです。
2021年(令和3年)のふじまつり、藤の一般公開を楽しみにしています★
ー南大阪(泉州地域)レジャー記事 ー
◆2020年 大阪・泉南の藤 一般公開は開催~熊野街道【信達宿のふじまつり】は中止~
◆梶本家の藤まつり(野田藤)~駐車場へのアクセスとトイレ等(泉南・信達宿)
◆紀州藩が参勤交代で宿泊の【信達宿本陣跡】は必見!~泉南・藤まつりの藤棚近くです~
◆電車の中から見てもステキ!山中渓(やまなかだに)の桜~2018年(平成30)お花見と夜桜情報やアクセス~
◆岸和田城(天守閣)見学とお花見へ行こう!~南大阪・泉州の旅~
◆大阪にある泉南のローズガーデン(バラ園)へ行った!~農業公園・花咲きファーム~
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